《思い出のうな重…》
暑さを乗り越えるために…
約40年ぶりに『山崎屋』さんに伺います。

会社の会合も無くなったいま
自分で食べるしかないなと腹をくくる
今も昔も、偶然にも鰻が名物の街に住んでいる
川越か浦和か、せっかくなら思い出の場所へ
私が中学に入学した時…
鰻好きの祖父に、鰻好きの孫として二人っきりで連れてきてもらった記憶が鮮明に残っている
お婆ちゃんには内緒だょという優しい祖父の笑顔が忘れられない。
いい歳になったが、孤独の鰻屋は、初めてだ
今まで、味わったことのない緊張感
ひとり客なんて、私だけだ。
いざ入店!

お昼ど真ん中
流石に混んでいて、特命B級グルメ部長と書いて外待ち10分程で中へ
ピークを過ぎたのだろう
それこそ、その当時の祖母のような中居さんの接客
両サイドがいない席へ案内され、緊張感もほぐれる
いざ注文!


「並、上、特上の3段階。」
「特上にいくには、まだまだ未熟者の身。」
「並でも十分だが、少し背を伸ばして、上でお願いする。」
「ご飯の大盛りも、忘れずに…。」
いざ実食!
♪うな重(上)¥3850 大盛¥110

「20分ほど待ったかな、その時が、やってきた…。」
「待つのは嫌いだが、不思議と鰻だけは、待てる。」
蓋を開ける

「キャーーー!」
「うんままま!」
「食べなくともうんまいやつ。」
「山椒をふりふり…。」
肝吸いから

「いい香り...。」
「ゴクリ、うんままま!」
「もうすでに、元気が出てきちゃった気がする。」
ファーストアタックは、
結構大きめにご飯ごと口いっぱいに頂く


「うんままままま!」
「くぅーー、うんまい。」
「ふわふわの鰻、タレは甘め、ご飯は硬め。」
「これだ、これだ!私の原点はこの鰻だ。」
「あの時の記憶が蘇る。」
ずーっと食べていたい気持ちと
一気に食らいつきたい気持ちとの葛藤…

私は、後者を選択…
ガッツリお重を持ち
誰よりも早く、誰よりも笑顔で食らいました。
出来ることなら、社会人になった時に、祖父にご馳走したかったとずーっと後悔してきましたが…
これを機に、私にも孫が出来たら、
同じことをしてあげようという新しい目標に整理がついた。
その時は、
勿論、特上で…
活動報告書NO.4269
☆山崎屋☆
住所:さいたま市浦和区仲町1-10-8
営業時間:1130-1400 1700-2000
定休日:月火
駐車場:有
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