4058『さくら寿司』さいたま市桜区

《新年早々、大人になりました…》

仕事初め…
黒革の手帖は開かずに、ふと思い出した『さくら寿司』さんに伺います。


あっという間に終わった冬休み..
ガラガラのいつもの車両には、話したことはないが仲間だと思っていたおっさんらが一人もいない

やっとランチタイムがやってきた...
お世話になっている南幌さんに教わったお店
この交差点は混むため、普段はあまり通らないのですが、こんなところに…

目の前の駐車場は、共同とのこと
営業中の看板はあるが、ランチの内容は不明..

ただですら敷居の高い寿司屋
知らなければ、絶対にこの扉を開けることは、なかっただろう

いざ入店！
お昼ど真ん中、先客も後客もなし
カウンターに座る勇気はなく
二人掛けのテーブルへ

いざ注文！




『お昼は、おまかせになりますがよろしいでしょうか。』と大将
「お願いします！」と、言ったものの…

「内容もわからなし、値段もわからない…。」
「こんな経験は初めてだ。」
「普通の定食屋ではなく、しつこいが、ここは寿司屋…。」
「何だろう、この不安な気持ちは…。」
「怖い、怖いよ、お母さん…。」

いざ実食！
♪おまかせ


「女将さんが、一品づつ運んでくる。」
「メインは、なんだろうか。」
「きたっ！！」
「ヒィーーーーーー！」
「鯛のかぶと煮――――。」

汁物から


「具沢山のけんちん汁、意外と薄口。」
「ちゃんとしている。」

鯛のかぶと煮を


「普段から、魚は苦手なのだが…。」
「よりによって、実は、一番苦手なやつ。」
「こっち、見てるし～～。」
「見た目がダメで、食べられないわけではないけど。」
「いい年して子どもじゃあるまいし、覚悟を決める。」
「やってやる、今の私に出来る限りのことを。」
「お肉は全カット派、魚も全ほぐし派。」
「骨が口の中に入るのが許せないので、老眼がすすんだ今、かなりのハンディだ。」
「あれ、今度は、どこか違うところ見てるし〜。」

「パクリ…。」
「うんままま！！」
「美味しい、自分で頑張ってほぐした身はうんまい。」
「なによりも、この甘辛いタレがたまらない。」
「白飯に、ばっちりあう！」

すみませーん、おかわりをお願いします。


煮物に漬物…


こういうおかずが、美味い米を引き立てる。

さて、会計！
800円になりますとのこと…
良かった～と、胸をなでおろす。

店を入る前の私より、
ひと回り大きくなった自分がいた。

見た目だろと、思ったあなたに乾杯...



活動報告書NO.4058
☆さくら寿司☆
住所：さいたま市桜区田島4-14-14
営業時間：1100-2300
定休日：水曜
駐車場：有

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